【関西圏・近畿圏 夜景スポット】有名どころから穴場までまとめてご紹介!
そろそろジリジリとした暑さも遠のき、朝晩の寒さに秋の訪れを感じる季節になってきました(この記事を書いているのは10月頭)。あっという間に冬も来るのでしょうね。
寒い季節といえば、鍋やおでんなど、あたたか〜い食べ物をコタツに入って頂くのが醍醐味ですが、日没が早まるにつれて夜景の存在感も増してきます。
何を隠そうわたくし、夜景が大好物です。特に、山の上から光の街を見下ろすパノラマビューや高速道路から眺めるビル街はたまりません。
光で彩られた景色というものは、寒さで凍えている心と体に温かみをくれると私は思っています。
という夜景好きの人間として、今回は関西圏・近畿圏の夜景スポットをまとめてご紹介しようと思います!!
アクセスや現地の雰囲気なども一緒に説明しようと思うので、実際に訪れる時に参考にしていただければ幸いです。
- 綺麗さ…夜景そのものの美しさ
- アクセス…夜景スポットへのアクセスの便利さ
- 雰囲気…夜景への没入度
- 充実感…夜景とその周辺の観光スポットを含めた総合的な充実度
としています。
目次はコチラ!!
①兵庫県
摩耶山「掬星台」
綺麗さ:☆☆☆☆☆ アクセス:☆☆ 雰囲気:☆☆☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆
兵庫県が誇る王道夜景スポット、掬星台です。
日本三大夜景に選ばれたこともある圧倒的スケールの夜景が来る者を虜にします。
綺麗さは文句なし、街の喧騒から離れて雰囲気も良いですが、アクセスに関して少し注意事項があります。
たいへんお気に入りの場所なので、掬星台だけで一つ記事を書いてありますのでぜひそちらでアクセスに関する情報も含めてご覧いただければと思います。
六甲山ガーデンテラス
綺麗さ:☆☆☆☆☆ アクセス:☆☆ 雰囲気:☆☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆
六甲ガーデンテラスは、インスタグラムなどSNSを通して若者にもかなり広まりつつある夜景スポット。
自然体感展望台「六甲枝垂れ」という、特徴的な形状をしたドーム状のオブジェが美しく目を惹きます。
このドームは内部にベンチやちょっとした遊歩道?があるので、まさに体感展望台ということで、ぜひ外観だけでなく内部も楽しんでいただきたいスポットとなっています。
夜景自体は、掬星台に近い場所ということもあり、それに引けをとらない圧巻のものとなっています。
ただ、夜景と私たちとの間の障害物や木々がやや多めで、掬星台と比べると夜景への没入感という点で少し劣るかなという感想です。それでも☆4つの美しさです。
アクセスは少しややこしく、車でなければバスやケーブルを乗り継いで行くことになります(六甲ガーデンテラスまでのアクセス)。
雰囲気は、掬星台よりも観光地として発展しているのでやや賑やかですが、その分カフェやジンギスカン専門店、イングリッシュガーデンやお土産ショップなど見どころ満載で大変充実感のある場所となっています。
神戸市街地
綺麗さ:☆☆☆☆ アクセス:☆☆☆☆ 雰囲気:☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆☆
兵庫県でやはり外せないのが、神戸市街地のライトアップでしょう。
神戸ポートアイランドやメリケンパーク・ハーバーランドエリアには有名なポートタワーやオリエンタルホテルなどランドマークとも言える建造物がたくさん揃っています。
それら全てが夜になると輝きを放ち、辺り一体が幻想的な雰囲気に包まれます。
街全体が美しく輝いているため、市街地を散歩するもよし、商業施設やタワーや港などいろいろな視点から街を眺めてみるのもよしです。
アクセスは言わずもがなGoodです。ただし街全体が美しい夜景であることから、全てを堪能しようとすると大変な距離を歩くことになるため、☆は4つとしています。
2021年10月に劇場型アクアリウムatoaがオープンするなど進化を続けるこの街。
午前中から夜景が見られる時間まで1日中遊んでいても決して飽きないのがこの場所の強みでもあります。
②京都府
将軍塚
綺麗さ:☆☆☆☆ アクセス:☆☆ 雰囲気:☆☆☆ 充実感:☆☆☆
京都にゆかりのある人なら知らない者はいないのではないかというほどの王道スポットがこの「将軍塚」です。
将軍塚、というのは、天台宗青蓮院門跡にある場所を指します。
そこにある「将軍塚青龍殿」は夜間拝観を実施しており、「大舞台」から見える夜景が圧巻だといいます。
実は新型コロナウイルス感染状況により、将軍塚青龍殿の夜間拝観が中止となることも多くなっていましたので、私の訪問時も夜間拝観はできませんでした。
では夜景を見れないのかというとそうではなく、青龍殿の外に京都市街を一望できる丘になっている場所があり、そこから大満足の景色を拝むことができます。
アクセスについては、JR三条京阪駅から直通バスが出ていますが、できれば車で行きたいというのが本音です。最寄駅から歩いて行くというのはなかなか難しいでしょう。
京都府の夜景スポットとしてはまず始めに訪れるべき場所と言っても過言ではないでしょう。機会があればぜひ行ってみてください。
私も夜間拝観はまだ訪れたことがないのでまた行こうと思います。
清水寺
綺麗さ:☆☆☆☆ アクセス:☆☆☆ 雰囲気:☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆☆
日本が世界に誇る建造物、清水寺です。
昼夜問わず多くの観光客で賑わっているこの寺院ですが、桜の時期と紅葉の時期にはライトアップでさらに多くのファンが訪れます。
桜や紅葉と寺院の組み合わせがただでさえ間違いなしである上、夜になると幻想的な雰囲気を帯びてより一層厳かに感じます。
京都市街は京都市営バス一日券があるなどバス路線が大変発展しているので場所自体はやや不便とも言えますがそれほど困る印象はありません。
また、清水寺周辺には参道である三年坂(産寧坂)や二年坂(二寧坂)があり、食べ物やショッピング、散策に困ることはまずありません。
観光客が多すぎて人混みが苦手という方にはかなり厳しいと言えますが、そうでなければあらゆる面で完結した観光地だと思われます。
万灯呂山展望台
綺麗さ:☆☆☆ アクセス:☆☆ 雰囲気:☆☆☆☆ 充実感:☆☆☆
こちらは京都市街を少し外れた場所にある穴場夜景スポット、万灯呂山(まんどろやま)展望台です。
アクセスこそ厳しいものの人気も多くなく夜景のみを堪能する場所となっているので、大変雰囲気が良く、静かな時間を過ごすにはもってこいです。
車やバイクで行くことになりますが、くれぐれも道中は事故に気をつけてください。
③奈良県
若草山
綺麗さ:☆☆☆☆ アクセス:☆☆☆ 雰囲気:☆☆☆☆ 充実感:☆☆☆
特に新緑の時期は昼間も大変美しいこの山ですが、実は夜景の名所でもあります。
奈良県出身の友人も、「奈良に帰るたびにここを訪れる」と言うほど、地元民に愛される山だということが伺えます。
特徴は、奈良市を一望できる「パノラマビュー」です。視界を遮るものがほとんどなく、丘の上から街並みを見下ろす形になるので、夜景の中に吸い込まれていきそうな感覚に浸ることができます。
公式サイトによると、新日本三大夜景に選ばれているようです。
アクセスとしては、JR奈良駅又は近鉄奈良駅からバスと徒歩を経由するか、車で行くかの二択となるでしょう。決してアクセスが良いとは言えませんが、観光の名所である奈良市街に隣接した山ということで☆3つをつけています。
ハイキングスポットとしても有名ですが、夜景スポットとしていくと景色以外に特に立ち寄る場所はないので雰囲気☆4つ、充実感☆3つとしました。
生駒山
ここは私もまだ訪れていませんが、ぜひ紹介したいスポットでもあります。
生駒山は奈良県と大阪府を隔てる壁であるかのように南北に連なる山々からなります。
信貴生駒スカイラインは公式サイトによると「関西の夜景のメッカ」と称されているようです。
山々に沿うように展望台が散在するため、どの方角から訪れる人でもどこかの展望台にたどり着くことができそうですね。
おすすめは宝山寺というお寺で、境内から生駒市街を見下ろせるようになっているらしく、夜には大変幻想的な景色を拝むことができるようです。
ネットで調べると宝山寺の夜景の様子がよくわかるブログを拝見することができましたので、参考に貼らせていただきます。
(おおさからんど・りあるさんの宵の宝山寺で夜景撮影)
④大阪府
梅田スカイビルとその周辺
綺麗さ:☆☆☆☆☆ アクセス:☆☆☆☆☆ 雰囲気:☆☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆
梅田駅周辺には、商業施設や高層ビルが集積しており、夜はそれぞれが光を放ち街一体が輝き出します。
梅田スカイビルは大阪府を代表する夜景スポットであり、ビルの39-40Fに位置する空中庭園展望台からは360°輝く街並みを眺めることができます。
屋内には中華料理店、スカイラウンジがあって上品な雰囲気を醸し出しつつ、お土産ショップもあり観光客がゆっくりと時間を過ごす場所としても最適です。
特徴的なのは、屋上展望スペースの一角に「ハートロック」を飾る場所があるということです。ハート型の南京錠に願いを込めて飾ることで、大切な人との願いの成就を祈ります。
公式サイトによるとこのハートロック、製造販売が追いつかずweb販売のみとなっているようなので、大切な人と訪れる際は要注意です。
評価についてですが、圧倒的アクセスのよさと周辺施設の充実度、そして夜景の美しさから考えて非の打ちどころがありません。
梅田スカイビル以外も、ビル街や街路樹のライトアップは大変綺麗で、夜まで大阪に居たことがないと言う方も機会があれば一度は夜の大阪の街並みを見てみてください。
ひらパー
綺麗さ:☆☆☆ アクセス:☆☆☆ 雰囲気:☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆
ひらパー兄さんで有名なひらかたパーク、昼間は子供連れ家族や若者で賑わう一見普通の人気遊園地ですが、夜は幻想的な「光の遊園地」に変貌を遂げます。
遊園地の広場やアトラクションのいたるところで光が宿るとそこはまるで夢の世界。
大人も子供も、誰もが心踊ること間違いなしです(特に子連れの方は本当におすすめです)。
2022年度のイルミネーションについてはまだ詳細未定のようですが、11月上旬ごろからおそらく開催されるので要チェックです。
アクセスは大阪中心地から離れた枚方ということでやや不便ではありますが、それ以外の点では大満足のものでした。
営業カレンダーやアクセスについては公式サイトをご覧ください。
⑤滋賀県
比叡山ドライブウェイ
綺麗さ:☆☆☆ アクセス:☆☆ 雰囲気:☆☆☆ 充実感:☆☆
滋賀県民には言わずと知れた夜景スポット
比叡山ドライブウェイの途中、「夢見が丘」に展望台があり、滋賀南部の街並みを一望することができます。
滋賀県は比較的田舎のイメージが強いと思いますが、ここへ来ると意外な街明かりの強さに驚くかも...しれません。
アクセスが難点で、バスやケーブルカーなど手段はたくさんありますが、夜景が見れる時間の運行状況を考えるとやはり自動車一択になるかと思います。
比叡山ドライブウェイ自体はとても長い道のりですが、夜景に限ると田の谷峠料金所から入って夢見が丘に向かうのが最短距離で最安(往復860円とそれでもやや高め...)です。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
この場所の一番のポイントは、夜景に集中できることでしょうか。
車通りも少なく来客もそれほど多くないので、静かに夜景を眺めるには最適だと思います。
ローザンベリー多和田
綺麗さ:☆☆☆ アクセス:☆☆ 雰囲気:☆☆☆ 充実感:☆☆☆
「ひつじのショーン」にまつわる建物やオブジェがあることで有名な、昼間はとてもかわいらしいイングリッシュガーデン。
冬場の夜ははそれが「関西最大級」と称されるイルミネーションに変わります。
色とりどりの電球でガーデン全体が装飾され、どこを歩いても辺り一面光。
敷地自体が広いので、全部見て回るとかなりの距離になりますが、決して冗長ではなく様々なパターンのライトアップがあるので飽きることはありません。
もちろんライトアップ中も「ひつじのショーン」の登場人物たちが出迎えてくれます。
難点はこちらもアクセスで、電車で行く場合はJR米原駅からタクシーで15分と公式サイトにも書いてあることからも伝わってくるまさに秘境です。
ただ、車で行く場合は最寄りのインターチェンジからも比較的近く、それほど場所をネックには感じないと思われます。
⑥三重県
なばなの里
綺麗さ:☆☆☆☆☆ アクセス:☆☆☆ 雰囲気:☆☆☆☆ 充実感:☆☆☆☆☆
関西圏の方で知らない人はいないであろうほどの大規模イルミネーションが「なばなの里」にあります。
なばなの里は、アウトレットモールの「ジャズドリーム長島」や「ナガシマスパーランンド」を有するマンモス級複合施設である「ナガシマリゾート」の一部。
基本的にここは有名なベゴニアガーデンをはじめとして四季折々の花々が一面に植えられている植物園ですが、夜は一年を通して季節ごとに異なるコンセプトのイルミネーションが行われます。
イルミネーションの破壊力が大きすぎて、なばなの里=イルミネーションと捉えている方も多いでしょう。
しかしおすすめは、陽が落ちる前から訪れて、ある程度花々を堪能したのちにイルミネーションを迎えることです。
イルミネーションから入ってしまうとどうしても花の存在が薄れてしまいますが、先に花を見ておくと花と光の共演をより深く体感できると思います。
アクセスは、名古屋駅から直通バスで30分、最寄りのJR長島駅から徒歩で30分といったところのようです。決して良いとは言えませんが直通バスがあるのはありがたいですね。
また、自動車でお越しの場合は5700台の収容数を誇る無料大駐車場があるため、まず駐車に困ることはないでしょう。
総合的に考えてアクセス☆3つは固いです。
土日はなかなかの人混みとなるので雰囲気は最高ですがあえて☆4つとしています。
何より、ナガシマスパーランド・ジャズドリーム長島などの施設を堪能してからここでイルミネーションも楽しむという贅沢も可能なため、充実感としては圧倒的☆5つです。
なばなの里ホームページはこちら。
以上、私の知る限りの関西・近畿圏夜景スポットをご紹介しました。
まずは足を運びやすい地域からでも、ぜひ訪れてみてください。
【石川県金沢市・観光】文化の魅力満載の観光スポットを紹介
こんにちは。
この記事では、私が日を跨いでおよそ丸一日で金沢市とその周辺を観光した経験をもとに、ド定番の観光スポットや思いがけず出会った素敵なお店などを紹介します!!
訪問日は、2021年10月です。
①21世紀美術館
*作品が映った写真は著作権の関係で使いにくいため、実際の様子は美術館のホームページやその他でご覧になっていただければと思います...!
概要
21世紀美術館は、2004年に誕生し、「開かれた美術館」そして「サステナビリティ(持続可能性)」を大きなコンセプトとして掲げています。
現代アートを民衆に「開き」、国内外含む多様な人々に「開き」、未来への可能性を「開き」、そして金沢のまちに「開かれている」、そんな美術館を目指されているそうです。
そしてアートを通じてこの美術館で感じた思い、記憶は人々の中で生き続ける。来館者は美術館と金沢のまちを訪れることで経済の循環も生まれる。
とても理想的かつ現実的な、素敵なコンセプトだと私は感じました。
美術館の構造
館内は、展覧会ゾーンと交流ゾーンに分かれています。
展覧会ゾーンは有料で、14の展示室が存在し、交流ゾーンは無料で「来館者の多様なニーズに応え出逢いと交流の場を創出するゾーン」とのことです(フロアマップ)。
年間を通じて多彩なプログラムがあり、リピーターにとっても飽きることがありませんね。
ちなみに恒久展示は、のちに紹介するレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」や、ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」など9展示です。
この二つは大変印象的でした。
話題の展示
21世紀美術館は、美術館でありながら若い方達にも大変人気のスポットで、インスタグラムで調べてみても関連する投稿が溢れています。なぜでしょうか。
それは、作品を「体感」できるこの美術館の特色にあると思われます。
それの最たるものがレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。
地上から見ればプールにしか見えないのですが、実は水面の下は部屋になっていて、階下の展示室から中に入れるというものです。
地上から見るプールの様相とプールの「中」から見る様相の違いを楽しむことができます。
そもそもプールの中にいる感覚というものが新鮮でした。
色合いも大変綺麗なので、インスタ映え間違いなし、ということで若者も殺到するのですね。
多様な人々に「開かれた」美術館を象徴しています。
一点注意があり、この展示は大変混雑するので予約制になっており、あらかじめ受付をしておく必要があるということです。
しかし、LINEで順番を確認できるサービスがあるので、順番が来るまで他の展示を見て過ごすことができます。
「美術作品を鑑賞する」というハードルを取っ払いつつもしっかりと心に働きかけてくるような作品を揃えている、そんな印象でした。ぜひぜひ訪れてください。
②兼六園
基本情報
「廻遊式」の庭園であり、内部を歩きながら池や茶屋、築山に立ち寄ることができ、間近で手の込んだ草木を鑑賞することができます。
加賀百万石で知られる加賀藩の藩主が、江戸時代から大切に作り上げてきたもので、大変歴史のある庭園でもあります。
兼六園の六勝
『六勝とは、[宏大(こうだい)][幽邃(ゆうすい)][人力(じんりょく)][蒼古(そうこ)][水泉(すいせん)][眺望(ちょうぼう)]のこと』
とあり、公式HPにはそれぞれの説明があります。
中でも「水泉」と「眺望」が兼六園ならではのものといいます。渓谷など低いところを流れる水を目の前にしながら山や砂丘を眺めることができるという、自然界では味わえない光景を体験することができます。
③金沢駅
言わずと知れた金沢駅です。
駅前にある高さ13.7mと圧巻のオブジェ(鼓門というらしい)は大変有名で、あまりにも壮大で訪れた人々は見上げずにはいられません。
みなさんが見上げながら歩くので前方注意?しなければいけないかもしれませんね(笑)。
なんと世界で最も美しい駅14駅のうちの一つに数えられているそうです!
日没から24:00まで行われるライトアップも大変綺麗です。
観光協会のサイトによると『正時(毎時00分)ごとに2分間加賀五彩(えんじ、藍、草、黄土、古代紫)をイメージした光で曜日ごとに異なる色でライトアップされます』とのことです。
他にも天井の造りや中央エスカレーターも大変デザイン性が高く見どころですので、鉄道で金沢に行くわけでなくても、絶対に訪れるべきスポットだと言えます!
www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp
④近江町市場
近江町市場は、約300年もの間金沢の台所として市民に愛され続けている市場です。日本海で獲れた新鮮な魚介を楽しむことができるとても大規模な市場です。
公式サイトによると、なんと魚介に限らず野菜や果物、生肉に至るまで合わせて170もの店舗が連なっているそうです。
実際私は近江町市場を散策しましたが、入り口に帰ってくるのに相当苦労しました。広すぎて(笑)。
市場のマップをご覧いただければその規模の大きさが分かると思います。
さて大きなホタテに心を奪われて衝動食いしたところで昼食にはちょうど良いお時間。
Webサイトで調べると、この市場には魚介を扱うおすすめのお店がたくさん紹介されていました。
その中で、直感で私が選んだのは、「近江海鮮丼屋ひら井 いちば館店」です。
新鮮なお刺身がふんだんに使われているだけあって、ややお値段は張りますが、金沢まで来てお魚に渋っているのはもったいない!大変おいしかったので、近江町市場に来たらぜひご賞味ください。
⑤ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は国の重要伝統的建造物群保存地区と位置付けられた、金沢文化を象徴する街並みが残る場所です。
セレクトショップや町屋カフェ、格式高い割烹のお店などが軒をつらね、歩くだけでタイムスリップしたような感覚になります。
女性の観光客には着物を着付けして街並みを歩く方も多く、大変風情がありました。
昼食は先述の近江町市場で済ませていたので、私が立ち寄ったのは「金沢プリン本舗」です。
金沢で加賀百万石の頃より伝わる金箔産業にちなみ、ソフトクリームには金箔がかかっていて見た目も味もゴージャスでした。
品名は「プリンあらど〜も」です。内容はもちろん、メニューにこんなセンスある品名が書いてあったら注文するしかないでしょう...。
その他にも上記のリンク先にはひがし茶屋街にあるお店の数々が紹介されています。
ぜひ参考にしてみてください。
⑥金沢の名物グルメ
金沢の名物といえば、これまで出てきたものには金箔や新鮮なお魚がありましたが、もっと特徴的な名物として、「ハントンライス」が挙げられます。
ハントンライスとは、ハンガリーの「ハン」にフランス語でマグロを意味する「トン」が付いた造語です。
ケチャップで味付けしたバターライスにオムライス同様卵が巻かれ、その上に魚のフライが乗っているいかにもソウルフードといった感じの迫力満点の料理です。
フライは語源通りマグロだったり白身魚だったりお店によってアレンジがあるそうです。
私が訪れたのは、1957年に創業の老舗洋食屋さん「グリルオーツカ」さんです。
他の口コミを見る限り、そして自分の舌を信じる限り、ハントンライスならまずここで食べるべき、といっても過言ではないでしょう。
昔ながらの洋食屋さんの雰囲気が残る内装、どこか懐かしいアルミの銀皿の上に典型的なオムライスの形をした料理、これらが食べる者をノスタルジックな気持ちにさせます(厳密にはオムライスではありませんが笑)。
⑦ちょっと離れた名所
金沢市からは少し離れますが、他にも周辺には有名観光スポットである「千里浜海岸」や加賀・山代・山中と温泉街が南北に連なるエリアがあります。
千里浜海岸は車でこの辺りを訪れる方には絶対に立ち寄ってほしいポイントで、なんといっても車に乗ったまま水際ギリギリまで浜辺をドライブすることができるのが特徴です。
山中温泉郷は、個人的にはこれまで訪れてきた温泉地の中でトップレベルに気に入っている温泉地です。こちらは山中温泉だけで特集を組んであるので、ぜひそれも見ていただければと思います。
以上、金沢の街とその周辺の観光地を紹介させていただきました。
紹介したお店、場所以外にも素敵なところはたくさんありますが、「これだけ抑えておけば金沢観光で後悔しない!!!」ということをコンセプトにしましたので、参考になれば幸いです。
【石川県】【絶景温泉】山中温泉郷で最高の宿と素敵な出会いがあった。
温泉旅館と言えば、何をイメージしますか。
温泉に浸かって身も心もほぐす、、浴衣を着て美味しいお食事をいただく、、温泉街を散策する、、自然を感じる、、。
などなど思い浮かぶのではないでしょうか。
その全てを満喫できるのがココ、山中温泉郷です。
実際に訪れた時のお話と山中温泉郷の魅力を書きたくって、読んでくださっているあなたをこの場所へ引き込むのが私の使命だと思っています(笑)。
目次
①山中温泉郷とはどんなところ?
山中温泉の公式ホームページを参照していくつか抜粋させていただき、山中温泉についてまずは整理したいと思います。
- 歴史…山中温泉は1300年の歴史を持ちます。奈良時代に行基という僧(日本史の授業で習ったことがある!!)がこの地に祠を作ってそこに薬師仏を祀り、温泉のお守りとしたそうです。元禄時代には、俳諧で有名な松尾芭蕉が奥の細道の途中で立ち寄り、有馬温泉・草津温泉と並ぶ三名湯ともうたったようです。
- 食…『冬のズワイガニや香箱ガニ、ブリや甘エビに代表される日本海の幸を堪能できる温泉地です』とのことです。文字だけでも食欲がそそられてしまいます。のちに紹介する、私が宿泊したお宿の食事でも海の幸がふんだんに使われていましたね。
②山中温泉の名所 「鶴仙渓」ってなに?
歴史と趣のあるこの山中温泉ですが、実際にどんな見どころがあるのでしょうか。
山中温泉の公式ホームページで、マップがダウンロードできます(山中温泉 お散歩マップ)。
a.温泉街の街並み
1300年の歴史を持つ温泉街というだけあって、大通りである「ゆげ街道」沿いには歴史を感じる建物が軒を連ねており、所々にお店があったり温泉宿があったりして、とても賑わっています。(ゆげ街道のお店紹介)
落ち着いた街並みでありながら、目を引く建物やお店がたくさんあってなかなか前に進めない!!(いい意味で)という印象でした。
実際に訪れたお店で言いますと、「肉のいづみや」さんの手造りコロッケや、食べ歩きの店「カナモリ」さんのきんとんパイがお散歩の腹ごしらえにちょうど良くて美味しくて忘れられません。
食べログのリンクを貼り付けておきます。
それと個人的には「10割そば 彩桂庵」もマークしていました。お客さんが並んでいて名店間違いなしの雰囲気だったのですが時間が合わなくて当時は行けず...。
行かなくても分かる美味しいヤツやん!
b.鶴仙渓の「あやとりはし」と「川床」について
山中温泉郷には、大聖寺川という川に沿って鶴仙渓という美しい渓谷があります。
およそ1.3km続く趣のある遊歩道が整備されており、川のせせらぎと木々の緑を体全体で感じることができる空間になっています。
また、『松尾芭蕉を祀った芭蕉堂や、書院造りの武家屋敷に九谷焼や尾形光琳の作品を展示した「無限庵」』(鶴仙渓【公式】加賀温泉郷 参照)があり、この地の文化を体験できる場所ともなっています。
そして私が実際に訪れたイチオシのスポットは、「あやとりはし」と「鶴仙渓 川床」です。
あやとりはしとは、とても複雑な骨組みと形状をした、大聖寺川にかかる橋です。
朝は川と渓谷と木々を一望できる絶景スポットで、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気を味わえる場所に変わります。距離も200mほどはあり、同じ橋の上でもさまざまな景色を楽しむことができます。
鶴仙渓・川床とは、その名の通り鶴仙渓の遊歩道の途中の川床にある、カフェのことです。
ただのカフェではなく、大聖寺川を間近にみながら風情あるお座敷で食事を楽しむことができる珍しいスポットです。
唯一天候に左右される点だけがネックですが、それ以外は山中温泉郷の景色と食を同時に楽しめる場所として外せない場所です。
私は加賀棒茶付きのスイーツセット「川床セット」を注文しました。スイーツには川床ロールを選択。清々しい環境と上品な甘さとそれを引き立てるお茶の組み合わせがたまりませんでしたね。
c.総湯・菊の湯
この地を愛した松尾芭蕉の句から生まれた「菊の湯」という名を持つ山中温泉の原点となる温泉です。
女湯と男湯が隣接する別棟に分かれているのが特徴で、それぞれが温泉として十分すぎるほどの存在感を放っています。
この場所はまさに山中温泉の中心で、上で紹介した山中温泉の文化が集約されている場所でもあります。
女湯の隣には山中座があり、山中漆器で作られた天井が美しいロビーがあったり、土日祝は舞妓さんたちによる「山中節」を中心とした唄と舞が披露されます。
入浴料も大人460円と破格のお値段。
温泉だけでなく、文化にも興味のある方なら絶対に外せない場所です。
③秘境「お花見久兵衛」さんに宿泊してみて
温泉郷の中でも若干奥まったところにあり、正直言うと始めはそんなに期待はしていませんでした。部屋からいい景色が見られればいいな、というくらいの気持ちで。
このお宿は、そんな考えを180°、いや540°、720°くらいグルングルン覆してきました。
この記事、実はこのお宿の素晴らしさを伝えたかったのがきっかけで書き始めたくらいです(笑)。
順に紹介していきます。
a.ウェルカムサービス
チェックインするとまず、珍しいことにフロントではなくロビーの椅子に座ってお宿について説明を受けます。
足腰くたびれた旅行客にとってささやかな気遣いが嬉しい。
そしてしばらくくつろいでいると、お宿自慢のウェルカムサービス「久兵衛団子と桜湯」を出してくださります。久兵衛団子は可愛らしい形をしたみたらし団子で、桜湯は桜の風味がするお湯です。どちらも美味しくて疲れた体に染み渡ります。
チェックインの時間がただの手続きでなくひとつの嗜みとなっていることにとても感動したことを覚えています。
もう一つ、ささやかな楽しみですが、無料で煎餅焼き体験ができます。
宿泊客であれば、指定の時間までであればいつでも専用コーナーに行くとせんべいセットがもらえるとのことで、もちろん行きました。
網焼きでなんだか風情があって、素敵な時間でした...。
b.美しすぎる客室
ウェルカムサービスで心を掴まれた私は客室に向かいます。
実はこの日、コロナ禍での営業中断から再開されてすぐでまだお客さんが戻りきっていない時期でして、チェックインの時に「空いているので部屋のグレードを一つ上げさせていただきます」と嬉しいお話を聞いていました。
一体どんなお部屋かと気になりつつお部屋の扉を開けると、グレードアップの真の意味を知らされることになります。
初めの感想は、「なんじゃこりゃ!!!」ですね。
統一感のある内装に落ち着いた照明、デザイン性の高い壁に外の自然が一望できる窓、そして広さ。偉そうな言い方にはなりますが、このお宿のセンスが凝縮された空間がそこにありました。
(いい意味で、グレードアップしなくても素晴らしいお部屋だったに違いない)
c.内観も景色も使い勝手も最高の貸切温泉
山中温泉郷ですから、旅館もやはり温泉が気になるところ。
「お花見久兵衛」では、大浴場に加えて3つの無料貸切風呂があります。
宿のホームページにも書いてありましたが、大浴場は景色を楽しむというより体や頭を洗うのに最適なつくりとなっています。もちろん大変清潔感のある上品な内装で綺麗です。
貸切風呂はこの宿のメインとも言えます。フロントのあるロビーを出て湯回廊を50mほど歩く
とその先に貸切風呂のある棟が。
3つとも少しずつ趣向が異なっていて飽きることはなく、それぞれが目の前に自然の絶景をたずさえた造りになっており、何時間でも過ごしていたくなります。
(というお客さんで溢れてしまうため、ロビーに予約管理ボードがあって、希望の時間に名前を書いて予約しておく必要があります)
温泉の写真はモラル上撮影できなかったため、ホームページをご覧ください(お花見久兵衛 お風呂のご案内)
d.絶品のお食事と最高のサービス
温泉旅館として外せないお食事の方はどうでしょうか。
当時頂いた夕食のお品書きと写真、朝食の写真を貼っておきます。
結論から言うと、味もボリュームも大満足!!でした。
言葉で形容しがたいですが、一つ一つ作り込まれている感じがしました。
ボリュームが充実しすぎてて連れの者は食べきれなくなってしまったのですが、残ったご飯をおにぎりにして部屋に持ち帰らせていただけるというサービスも。
そしてそろそろ退席しようかと考えていた矢先、徐に係の方が大きなお皿を持ってきます。
全く心当たりがなく不思議がっている私の目の前に現れたのはお皿いっぱいに盛り付けられたスイーツ!!
「営業再開の記念としてお客様にサービスさせていただいております」とのこと(つまり現在は無いサービスだと思われます)。
いったいこの宿はどれだけサービスをしたら気が済むんだ。本当に。
まとめ
ここまで山中温泉郷と実際に泊まった旅館の素晴らしさを語ってきました。
- 自然がスゴイ
- 歴史がスゴイ
- 温泉がスゴイ
- 食がスゴイ
- 人がステキ
これが山中温泉郷で感じた全てです。
ぜひ足を運んでみてください。
【兵庫県神戸市・夜景スポット】摩耶山「掬星台(きくせいだい)」から見る景色は異次元だった。
こんにちは。
今回は、兵庫県神戸市の「掬星台」について書きます!
後に別の記事にしようと思っているのですが、私は関西の「夜景スポット」として検索にあがるような場所を何十ヶ所も回ってきました。
そんな私ですが、個人的にはここが関西圏ナンバーワンの絶景だと思っているくらい、言葉を失うほどの夜景が目の前に広がるのです。
ここでは、
の3本立てでご紹介したいと思います!!
①おすすめのシチュエーション
夜景を楽しむのに必要なシチュエーションなんて存在しません。重要なのはどれだけその景色を見たいか、ですよね。
しかしあえて言うなら「しっぽり」が良いんじゃないでしょうか。
私が足を運んだ時は、老夫婦やカップル、友人同士など多くの人が訪れていました。
しかし、「静か」なのです。たまたまその日に訪れていた方がそうだった可能性もあります。ですが、皆さんあまりにも綺麗な景色に思わず声をひそめてしまうのです。
一つの夜景を前にして、その感動を見ている全員で共有している感じがして、とてもロマンチックな気分になりました。
ですから、そんな決まりは無いのですが、「ワイワイとはしゃげるような環境ではないな」と感じたのが本音です。
恋人・意中の人と訪れるのにはもってこいの場所ですし、友人同士・家族で普段話せないようなことを腹を割って話すのにも最適な場所ではないでしょうか。
②アクセス
この掬星台、素晴らしい夜景の代償と言うべきか、アクセスが少しややこしいです!
気になっている人との命運を分けるデートで訪れる場合には致命的です。
そのような方も含めて少しでも読んでくださる方の参考になればと思います。
まず、公式サイトの方でアクセスについて書いてあるのでそちらを貼っておきます。
《各線「三宮駅」より市バス18系統「摩耶ケーブル下」下車、まやビューライン(ケーブル・ロープウェイ)「星の駅」下車すぐ》
と書いてありますね。なんだかややこしい...。
ここでは、公式サイトを読んで戸惑ったポイントや実際に訪れて「そうだったのか」と感じたポイントをお伝えしたいと思います。
a.まやビューラインとは
掬星台のメインの展望台である「摩耶ビューテラス702」に向かうには「摩耶ケーブル」と「摩耶ロープウェー」を乗り継ぐ必要があります。
まやビューラインとは、「摩耶ケーブル」と「摩耶ロープウェー」の総称です。
上にも書いたように、鉄道でお越しの方は三宮駅からバスに乗って「摩耶ケーブル下」で下車する必要があります。その「摩耶ケーブル」が、展望台への第一歩なのです。
注意すべきは、ケーブルとロープウェーの営業時間が季節や曜日によって変動するということです!そして、天候次第では運行自体ストップしてしまうこともあるのです!
これは本当に要注意で、私も当日に気がついて掬星台を断念したことがあります。
営業時間や料金などはこちらで確認できます(まやビューライン営業時間)。
また、「六甲・まや空中散歩」のまやビューラインのページには色々なパターンの最終便シミュレーションが載せてあるのでとてもわかりやすいです!ここに運行状況も載っています。
まとめると、
- まやビューラインとはケーブルとロープウェーの総称で、掬星台への最短ルート。
- まやビューラインは営業時間に要注意である。
- 運行しているかどうかの確認も怠らない。
私は一度失敗しています。これを読んでくださった方は一発で、絶対にあの夜景を見てください!
b.鉄道でのアクセス
さて、鉄道での掬星台へのアクセスについてですが、これは公式サイトでも言及されているように、
三宮駅から市バス18系統に乗車し、「摩耶ケーブル下」で下車して、「まやビューライン」で展望台まで向かうのが最短です。
実は、山側から直接バスで展望台「摩耶ビューテラス702」に向かうルートもあります。「六甲摩耶スカイシャトルバス」がそれです。
しかしこちらは、お隣の六甲山のケーブル下車駅から発車する路線ですので、六甲山に用事のない方は遠回りになると思われます。
逆に、「昼間は六甲山を散策して夜になったら掬星台へ行く」という方にはうってつけです。
六甲山を散策するのも実は私的にはめちゃくちゃおすすめなのですが、話がぶれるので今回はリンクで紹介させていただくだけにします(神戸・六甲山 公式おでかけサイト)。
そうでない方は、繰り返しになりますが、
三宮駅から市バス18系統に乗車し、「摩耶ケーブル下」で下車して、「まやビューライン」で展望台まで向かうと良いでしょう。
c.車でのアクセス
先に書いたように、鉄道でのアクセスですと必然的に「まやビューライン」を経由するので、季節や曜日、天候に左右されやすくなってしまいます。
まやビューライン自体も観光の一つとして大変魅力的ですが、より確実に展望台に到達するには車で向かうことをお勧めします。
車で向かうとなると気になるのはそう、駐車場ですよね。
公式観光サイトには
お車でお越しの際は天上寺前駐車場をご利用ください(それより先に駐車場はありません)。
そして、
週末の夕方以降は駐車場待ちの渋滞が発生するためできるだけ公共交通機関を使うように、とも書いてあります。
なんとも不穏な感じ。
私はたまたまド平日の月曜日(11月)に行ったので天上寺前駐車場まですんなり行けたのですが、週末の夕方以降、となるとどんな変貌を遂げるのか不安ではあります。
ただ、陽が落ちるまでに到着すると混雑していない可能性が高いです。
上でも少し触れましたが、日中は神戸や三宮、六甲山など別の観光地を回って暗くなってから掬星台に向かう方が多いからです。
陽が沈むにつれて街に灯りが宿り、夜景が完成されていく過程を見るのも醍醐味だと個人的には思っているので(共感してくださる方は多いはず)、陽が落ちるまでに到着しておくのが吉でしょう。
駐車場の住所や料金についてはこちら(掬星台天上寺前駐車場)。
③私が思う楽しみ方・注意事項
掬星台は日本三大夜景に数えられる(現在は日本新三大夜景都市が定められており、残念ながらここに入っておらず)ほど全国的にも有数の夜景スポットです。
その美しさから「1000万ドルの夜景」とも言われているのはご存知の方もいらっしゃるかも。
私のお勧めの楽しみ方ですが、ぜひ、陽の落ちる前から訪れてみてください。
神戸の街に光が灯り、目の前の景色が1000万ドルになっていく様子をのんびり眺めることほど贅沢なことはありません。
それと、展望デッキ付近の広場に特殊なライトで照らされて光る道があるのですが、そこがまた面白くて(笑)。特定の物質が反応して光るんです(摩耶きらきら小径)。
写真を撮ったのを見返すと、なんと自分の歯とかばんの文字とTシャツがピッカピカで大爆笑!
思わぬところでも楽しませてくれるのが掬星台。
さて、注意事項をまとめておきますと、
- 車で行く場合は駐車場の混雑に注意
- まやビューラインは営業時間と運行状況に注意
- 展望台は標高702mです。気温が想像以上に低いので暖かくできる用意を。
書いているうちにまた行きたくなりました。
絶対にもう一度行こう。
アワイチ⑦ 淡路島の絶景と温泉とグルメ
こんにちは。
ブログ開始からひたすら淡路島の魅力とアワイチの様子を記してきましたが、今回がアワイチの最後の局面になります。
と言っても、前回の記事で最後に紹介した「CRAFT CIRCUS」からゴール地点となるアクアイグニス淡路島まではほんの10kmです。淡路島最北部をぐるっと回る時は激しい向かい風に煽られてもう満身創痍でしたが、あっという間にゴールできました!!
アワイチしてみた感想はのちにして、まずはゴール地点周辺の観光地としての魅力をお伝えしたいと思います。↓こちらは淡路島西岸の観光スポットをまとめた前回の記事です。
さて、今回紹介したい観光スポットは2つあります。
今回お世話になったアワイチのスタート/ゴール地点「アクアイグニス淡路島」と、私のブログでは新登場となる、「淡路シェフガーデン」です!
私の中でこの二つは二大巨塔とも言える観光スポットであります。
・淡路シェフガーデン
こちらは今回のアワイチでは立ち寄らなかったものの、以前淡路島を観光で訪れた際に行った場所です。一言で表すなら、「選びきれないくらい種類の豊富なグルメを海の絶景を間近に見ながらいただく場所」です。
特徴的なのは、「玉ねぎオブジェ」と「ライトアップ」でしょうか。
玉ねぎオブジェは、中に人が入れるようになっており、落ち着いた空間になっているのに加えて夏は涼しく、また景色の集中できるスポットとなっています。
ライトアップに関しては、昼が食欲そそる香りと人の活気に溢れた様子である一方、夜は少し人もまばらになって(それでも大賑わいですが)、落ち着いた雰囲気で夜景と食事を楽しめるロマンチックなスポットに変わります。
①数々の種類豊富なグルメ(詳細は上のリンクからホームページに飛んで是非見てみてください!)
②昼と夜、二度楽しめるロマンチックな雰囲気
のおかげで何回行っても飽きない場所だと思いました!!
また、私が訪れた際はバイオリン奏者の方の生演奏があったので、そういった催し物を前もって調べていくのがオススメです!
・アクアイグニス淡路島
早くこのスポットを紹介したかった。
温泉・屋外の水着温泉・食事・レンタサイクル・エステ・土産販売とどれをとっても上質な雰囲気漂う施設が複合したできたてほやほや(2022年7月オープン)の観光スポット。
観光客がたくさんいらっしゃったので主に外観のお写真を。
今回私がアワイチ関係で利用したのは、レンタルサイクルショップ「CYCLISM AWAJI(シクリズム アワジ)」と温泉。レンタサイクルに関して触れてあるのはアワイチの出だしについて記した以下の記事です。
ということで温泉の方の感想を少し。
大人(中学生以上)1名で入浴料が平日900円、土日祝1100円となっており、一般的な銭湯とは大きく変わらないお値段。中に入ると、ゲートや脱衣所、室内風呂の様子は一般的な銭湯とあまり変わらない。
特筆すべきは露天風呂です。すぐ外が海際の歩道になっているということもあり垣があるので、お風呂に浸かりながら海の絶景を楽しむということはできません。しかし少し顔を出すとすぐ目の前に広大な海が広がっています。
なかなかの解放感でした。
お風呂から上がると休憩スペースがあり、そこでお客さんは各々クッションに腰をうずめてくつろいだりソフトクリームを食べたりドリンクを飲んだりして過ごしていました。ガラス張りとなっておりもちろんすぐ外に海が見えます。なんだかんだここの居心地が最高だったなぁ。
温泉以上の体験をしたい方は、水着温泉の方もぜひ!!上の写真のようにこちらはお湯につかりながら見事な海の絶景を楽しめます。夜はライトアップもしてまるでナイトプールのような幻想的な雰囲気になるのも魅力。
さてさて、長くなりましたが、温泉に浸かってソフトクリームをペロリと頂いたところで次回アワイチのまとめを記したいと思います。
アワイチ⑥ 淡路島を代表する観光スポット満載の西岸
この記事では、自転車で淡路島を一周するチャレンジ(通称:アワイチ)をする人の目線も交えつつ、淡路島西岸のおすすめ観光スポットを紹介しています!
(アワイチはしないよ...という方は下の目次まで飛ばしてくださいね)
「道の駅うずしお」で少しの贅沢を味わった後は、いよいよ淡路島の西岸をひたすら北上することになりますが、これ以降大きな登り坂はほとんどありません。その代わりに小さなアップダウンが頻繁にやってきます。
サイクリストによっては「疲れた脚に小さなアップダウンの連続がじわじわと追い討ちをかける」という声も多くあるこの西岸です。
私個人的には、ちょっとしたアップダウンがあった方が良いアクセントになって楽しめるのですが、アワイチはまた別でしたね。たしかにキツかった。
前回の記事で、アワイチ後半戦を漢字一文字で表すなら「耐」を選ぶと書きました。
この西岸は、ただひたすらに続く一本道を漕ぎ続ける耐久戦です。正直言います、景色を楽しむ余裕はなかった!!
なので、ひたすら続く一本道の中でアクセントになる、おすすめの観光orグルメスポットを紹介したいと思います!!!!(逃げた)
*アワイチを時計回りに回っている前提で、行程順に紹介していきます!
もくじ
①淡路サンセットライン
こちらは観光地というよりは、道です。
アワイチを時計回りに回っている場合、県道31号線のうち、慶野松原から始まり淡路島最北部の岩屋(われわれのスタート地点)に終わる長い道のりです。
その名の通り、夕刻には夕日が瀬戸内海の奥に沈んでいく様子が見られ、絶好の夕焼けが望める道となっています。あいにく夕刻までにアワイチを完走してしまったため直接撮影した写真はないのですが、
夕日 | 淡路島観光ガイド - 淡路島の観光や旅行、宿泊施設、温泉、グルメ、イベント情報がいっぱい!
のサイトに美しい夕焼けの写真が載っておりました。
これだけを見に来るのも十分な価値ではありますが、せっかくならサイクリングの時間を調節して、最後の一踏ん張りを美しい夕焼けに後押ししてもらうのも悪くないですよね。
②多賀の浜海水浴場
こちらは淡路島西岸のちょうど中程にある海水浴場です。岩屋(淡路島最北部の地域)からスタートされる方はこの辺りで残すところ約30kmとなり、後半戦も折り返しとなっているはずです。
半分を超えるまでは「とりあえず半分まで頑張ろう!!」と思えますよね。
ゴール目前となると「もう少しだ!あと一踏ん張りだ!!」と思えますよね。
半分を少し越えたところって、一番辛くないですか???
そんな精神状態のサイクリストの目の前に現れるオアシスが、この海水浴場。
天候と疲労が相まって、冷たい海水が本当に気持ちよかった!!!
シャワー設備、更衣室も整備され、屋根の下で食事ができる出店も立ち並んでおり、とても活気のある海水浴場だった印象です。
③GARB COSTA ORANGE(ガーブコスタオレンジ)
こちらは先ほどの多賀の浜海水浴場から2.5kmほど進んだ先にある、オーシャンビューが一望できるオシャレなカフェです。
ピザやパスタのセットメニューが豊富で、昼も夜も1000円台で絶景と美味しいお料理を堪能できちゃいます。メニューは以下のリンクを参照していただければと思います。
私はアワイチとは別で淡路島に観光に来た際に訪れたことがあり、その際は少し天候がよろしくなかったのですが、それでも屋内は満席&行列ズラリといった人気具合でした。
天候が芳しくないため屋外テラス席ならすぐに案内していただけたのでそちらに行きましたが、それでも大満足ですよ(ちなみに時期は3月)。
当時はピザランチセット(1700円)を選びました。ピザの内容は日替わりで、その日はどんなメニューが頂けるのか楽しみですね!
④幸せのパンケーキ淡路島
ここから先は、実際に訪れたことはないもののいつか必ず訪れたいと思う観光&グルメスポットとなります!
幸せのパンケーキ淡路島は、絶品のパンケーキとオシャレな外装&内装で特に若者に大人気のチェーン店の淡路島店舗。
GARB COSTA ORANGEから北に3kmほどのところにあります。観光スポット密集地ですね!!
観光で淡路島を訪れた時もアワイチでお店の前を通過した時も土日だったので恐ろしいほどの行列がありました。並ぶだけで行程が崩れてしまう...ので、休日に訪れる際はこのお店が観光のメインだという気持ちで行かなくてはなりません。
しかしこのお店、観光場所としても十分すぎるスポット。
お店の外にはInstagramなどで大変話題となっている写真スポットがあり、瀬戸内海の絶景を望んで白基調の美しい写真を撮影することができます。気分はモデル♪
ただしその写真スポットも行列ができているのでご注意を。
⑤のじまスコーラ
こちらの施設は幸せのパンケーキから10kmほど北にあります。アワイチも残すところ10数kmといったところです。
レストラン・カフェ・ショッピング・ベーカリー・動物園・BBQテラスと圧倒的コンテンツを誇る淡路島では比較的大型な商業施設です。建物自体が閉校となった小学校を改装したものであり、趣も感じられるという大サービス。
実際に訪れたことはありませんが、たくさんのお店が集まっているため、先に書いたレストランのように行列に並んでいる時間はないよ!という場合に立ち寄ってみるにはベストではないでしょうか!
アワイチも残すところ10kmほど、なので、ちょっとした買い物をしたとしても荷物に困らされることは少ないかもしれません。
⑥CRAFT CIRCUS
こちらもInstagramなどのSNSで話題の超オシャレスポット。
「海王市場」という新鮮なお造りや握りを堪能できるカジュアルレストランやハンバーガー・ピザなどをがっつり食べられるレストラン、その他淡路島産の食材やお土産品がたくさん並ぶショップやマーケットがあります。
Instagramで見かける映え写真を見ると、とてもアワイチ中の汗だくスポーツウェア姿では入りにくいような雰囲気ですが、実際に前を通ったりホームページを拝見したりする限りではそうでもない!!
次回淡路島を訪れる際には絶対行こうと思っているスポットの一つです。
ちなみに、アワイチは残り10km前後といったところで、終盤に立ち寄るにも最適のロケーションです!
以上、淡路島西岸にあるおすすめ観光スポットを紹介しました。
残念ながら実際に訪れたことのない場所は写真がありませんが、ぜひホームページに飛んで中身を一目みていただけたらと思います!
ひたすら耐える淡路島後半の一本道ですが、こうしたスポットを小さな目標&休憩スポットにして漕ぐことでより充実したアワイチとなるのではないでしょうか。
次回の記事ではいよいよアワイチの終わりについて記します。
観光情報もありますのでぜひ!