【兵庫県神戸市・夜景スポット】摩耶山「掬星台(きくせいだい)」から見る景色は異次元だった。
こんにちは。
今回は、兵庫県神戸市の「掬星台」について書きます!
後に別の記事にしようと思っているのですが、私は関西の「夜景スポット」として検索にあがるような場所を何十ヶ所も回ってきました。
そんな私ですが、個人的にはここが関西圏ナンバーワンの絶景だと思っているくらい、言葉を失うほどの夜景が目の前に広がるのです。
ここでは、
の3本立てでご紹介したいと思います!!
①おすすめのシチュエーション
夜景を楽しむのに必要なシチュエーションなんて存在しません。重要なのはどれだけその景色を見たいか、ですよね。
しかしあえて言うなら「しっぽり」が良いんじゃないでしょうか。
私が足を運んだ時は、老夫婦やカップル、友人同士など多くの人が訪れていました。
しかし、「静か」なのです。たまたまその日に訪れていた方がそうだった可能性もあります。ですが、皆さんあまりにも綺麗な景色に思わず声をひそめてしまうのです。
一つの夜景を前にして、その感動を見ている全員で共有している感じがして、とてもロマンチックな気分になりました。
ですから、そんな決まりは無いのですが、「ワイワイとはしゃげるような環境ではないな」と感じたのが本音です。
恋人・意中の人と訪れるのにはもってこいの場所ですし、友人同士・家族で普段話せないようなことを腹を割って話すのにも最適な場所ではないでしょうか。
②アクセス
この掬星台、素晴らしい夜景の代償と言うべきか、アクセスが少しややこしいです!
気になっている人との命運を分けるデートで訪れる場合には致命的です。
そのような方も含めて少しでも読んでくださる方の参考になればと思います。
まず、公式サイトの方でアクセスについて書いてあるのでそちらを貼っておきます。
《各線「三宮駅」より市バス18系統「摩耶ケーブル下」下車、まやビューライン(ケーブル・ロープウェイ)「星の駅」下車すぐ》
と書いてありますね。なんだかややこしい...。
ここでは、公式サイトを読んで戸惑ったポイントや実際に訪れて「そうだったのか」と感じたポイントをお伝えしたいと思います。
a.まやビューラインとは
掬星台のメインの展望台である「摩耶ビューテラス702」に向かうには「摩耶ケーブル」と「摩耶ロープウェー」を乗り継ぐ必要があります。
まやビューラインとは、「摩耶ケーブル」と「摩耶ロープウェー」の総称です。
上にも書いたように、鉄道でお越しの方は三宮駅からバスに乗って「摩耶ケーブル下」で下車する必要があります。その「摩耶ケーブル」が、展望台への第一歩なのです。
注意すべきは、ケーブルとロープウェーの営業時間が季節や曜日によって変動するということです!そして、天候次第では運行自体ストップしてしまうこともあるのです!
これは本当に要注意で、私も当日に気がついて掬星台を断念したことがあります。
営業時間や料金などはこちらで確認できます(まやビューライン営業時間)。
また、「六甲・まや空中散歩」のまやビューラインのページには色々なパターンの最終便シミュレーションが載せてあるのでとてもわかりやすいです!ここに運行状況も載っています。
まとめると、
- まやビューラインとはケーブルとロープウェーの総称で、掬星台への最短ルート。
- まやビューラインは営業時間に要注意である。
- 運行しているかどうかの確認も怠らない。
私は一度失敗しています。これを読んでくださった方は一発で、絶対にあの夜景を見てください!
b.鉄道でのアクセス
さて、鉄道での掬星台へのアクセスについてですが、これは公式サイトでも言及されているように、
三宮駅から市バス18系統に乗車し、「摩耶ケーブル下」で下車して、「まやビューライン」で展望台まで向かうのが最短です。
実は、山側から直接バスで展望台「摩耶ビューテラス702」に向かうルートもあります。「六甲摩耶スカイシャトルバス」がそれです。
しかしこちらは、お隣の六甲山のケーブル下車駅から発車する路線ですので、六甲山に用事のない方は遠回りになると思われます。
逆に、「昼間は六甲山を散策して夜になったら掬星台へ行く」という方にはうってつけです。
六甲山を散策するのも実は私的にはめちゃくちゃおすすめなのですが、話がぶれるので今回はリンクで紹介させていただくだけにします(神戸・六甲山 公式おでかけサイト)。
そうでない方は、繰り返しになりますが、
三宮駅から市バス18系統に乗車し、「摩耶ケーブル下」で下車して、「まやビューライン」で展望台まで向かうと良いでしょう。
c.車でのアクセス
先に書いたように、鉄道でのアクセスですと必然的に「まやビューライン」を経由するので、季節や曜日、天候に左右されやすくなってしまいます。
まやビューライン自体も観光の一つとして大変魅力的ですが、より確実に展望台に到達するには車で向かうことをお勧めします。
車で向かうとなると気になるのはそう、駐車場ですよね。
公式観光サイトには
お車でお越しの際は天上寺前駐車場をご利用ください(それより先に駐車場はありません)。
そして、
週末の夕方以降は駐車場待ちの渋滞が発生するためできるだけ公共交通機関を使うように、とも書いてあります。
なんとも不穏な感じ。
私はたまたまド平日の月曜日(11月)に行ったので天上寺前駐車場まですんなり行けたのですが、週末の夕方以降、となるとどんな変貌を遂げるのか不安ではあります。
ただ、陽が落ちるまでに到着すると混雑していない可能性が高いです。
上でも少し触れましたが、日中は神戸や三宮、六甲山など別の観光地を回って暗くなってから掬星台に向かう方が多いからです。
陽が沈むにつれて街に灯りが宿り、夜景が完成されていく過程を見るのも醍醐味だと個人的には思っているので(共感してくださる方は多いはず)、陽が落ちるまでに到着しておくのが吉でしょう。
駐車場の住所や料金についてはこちら(掬星台天上寺前駐車場)。
③私が思う楽しみ方・注意事項
掬星台は日本三大夜景に数えられる(現在は日本新三大夜景都市が定められており、残念ながらここに入っておらず)ほど全国的にも有数の夜景スポットです。
その美しさから「1000万ドルの夜景」とも言われているのはご存知の方もいらっしゃるかも。
私のお勧めの楽しみ方ですが、ぜひ、陽の落ちる前から訪れてみてください。
神戸の街に光が灯り、目の前の景色が1000万ドルになっていく様子をのんびり眺めることほど贅沢なことはありません。
それと、展望デッキ付近の広場に特殊なライトで照らされて光る道があるのですが、そこがまた面白くて(笑)。特定の物質が反応して光るんです(摩耶きらきら小径)。
写真を撮ったのを見返すと、なんと自分の歯とかばんの文字とTシャツがピッカピカで大爆笑!
思わぬところでも楽しませてくれるのが掬星台。
さて、注意事項をまとめておきますと、
- 車で行く場合は駐車場の混雑に注意
- まやビューラインは営業時間と運行状況に注意
- 展望台は標高702mです。気温が想像以上に低いので暖かくできる用意を。
書いているうちにまた行きたくなりました。
絶対にもう一度行こう。