アワイチ③ 淡路島の険しすぎる坂道の話。
前回は洲本市街でとても美味しいお刺身の定食を頂いて良い気分になったところまで書きました。
ここまでならただの淡路島観光です。Meは何しに淡路島ヘ、と振り返ります。
そうです、アワイチです。自転車を漕いで淡路島を一周するのです。ここまではあまりの順調さにその言葉の重さを甘く見ていました。
今回は南あわじ市にあるペンション、「ペンションkimihouse」に一泊する予定でしたので、そこまで残りおよそ45km、前にも記しましたがほとんどコンビニもトイレもない(時にスマホが圏外に)地域を延々と進みます。
地名でいうと由良~南淡路水仙ラインになるでしょうか。
先に断っておきます。本当にきつかった!!きつすぎたので、ロクに写真を撮っていません。のちにこうしてブログに書くことになるなんて知っていれば撮ったかもしれないけどなあ。
↑まともに撮ったキレイな写真はこのくらいでしょうか。
脚注にも書いてますが、サイクリングにおいて「斜度」は重要な指標です。レンタサイクルのお店で500円でつけたサイクルコンピューター(今回利用したレンタサイクルについて書いた記事はこちら↓)には斜度計測機能もついておりました。
サイクリストたちは、この斜度の増減をみてシフトチェンジを行い、ペダルを軽くしたり重くしたりして最も自分の脚力・体力に合った力でペダルを漕げるようにするのです。奥が深いですよ。
由良~南淡路水仙ラインにかけて特に険しい坂道が2ヶ所あります。どちらも斜度8~10%の坂が数km単位にわたって立ちはだかる難所でした。
公式のアワイチサイクリングマップによると、由良の坂は特に標高差およそ150mを駆け上る激坂で、アワイチ全体で獲得標高1144mとのことです。
全長200kmのビワイチで獲得標高1043mという情報がありますから、全長150kmのアワイチでこの数値はなかなかにヤバいことは伝わるかと思います。
時に自転車を押したり、仲間と励まし合いながら必死でペダルを漕いだのは思い出したくもないほど過酷でしたが充実した時間でしたなぁ。
さて、3時間~3時間半ほど必死に漕いで、思いの外早く午後4時過ぎにお宿に到着しました。
1日目の成果です↓
当時の疲労感を振り返るとなんだか今でも疲れてきます(笑)。
お宿での過ごし方についてはまた次回ということで...