【サイクリング必携アプリ】『Ride with GPS』の長所は?
こんにちは。
突然ですが、サイクリングを楽しむための重要な要素は何だと思いますか。
それは、
「走ろうとしているコースについて知ること」です!
では、サイクリングという素敵な趣味を続けるために重要な要素は何だと思いますか。
それは、
「自分の走ったコースを記録しておくこと」です!
というわけで今回は、私がサイクリングの際に愛用しているスマホアプリ「Ride with GPS(ライドウィズGPS)」について書こうと思います。
ちなみに、ウェブ版はこちら
(Ride with GPS | Bike Route Planner and Cycling Navigation App)
それでは早速、このアプリの魅力を紹介していきます!!
①アプリの概要
iOSでのアイコンはコチラです(英語まみれですが日本語仕様で使えます)。
- 名称 Ride with GPS
- 販売元 Ride with GPS LLC
- サイズ 77.7MB
- カテゴリ ヘルスケア・フィットネス
- 互換性 iPhone→iOS 13.0以降 iPad→iPadOS 13.0以降 iPod touch→iOS13.0以降 Apple Watch→watchOS 5.2以降 Android OS対応
②無料で使えるオススメ機能
a.ルート記録機能
ルート記録機能は、ランニングアプリなどでもよく見る機能ですが、位置情報をONにして記録を開始するボタンを押すだけで、サイクリングのさまざまな情報を記録してくれるものです。
写真のように、現在の走行距離や走行速度、高度に関する情報など、サイクリングに必要なあらゆる情報を収集することができます。
もちろん、アプリを開いていない時間もバックグラウンドで記録してくれますし、止まった時は自動で記録も一時停止してくれます!
そして、自分が走ってきたルートは線で塗りつぶされるので、どんな道を通ってきたかも一目瞭然!
走行速度や走行距離、高度といった情報がいかに大切かは、僭越ながら私の作ったアワイチ(淡路島一周)のマニュアルをぜひ参照ください!
b.他のユーザーが作成したルートを見ることができる。
他のユーザーが作成したルートを見れるというのはどういうことでしょうか。
①「探索する」のタブで、「このエリアを検索する」を選択します。(写真左)
②いくつかのルートが表示されるので、どれか選択してみます。(写真右)
③ルートの詳細が表示されます。なんと、ルートの距離や標高の推移などサイクリングに重要な情報もしっかりと表示されるのです!
「ルートを作成して投稿する機能」「他の人の作ったルートでナビを開始する」機能は残念ながら有料プラン(後で少しご紹介します)のみですが、他のサイクリストが作ったルートを見れるなんてお得すぎませんか??
c.ルート保存機能
ルート保存機能は、他ユーザーのサイクリングコースを探していて「これはいい!」と思った時に、ピン留めしてコレクションしておける機能です。
これまた便利な機能ですよね。
私は、車で自転車を運んで移動先で5~6時間漕いで、また車で帰ってくるという日帰りサイクリングをすることが多いです。
そうすると、段々とサイクリングコースのネタがなくなってくるのも事実です...。
そんな時、他のサイクリストが考えたコースを参考にして「あの地域もサイクリングしたら楽しそうだな」と色んな発想が湧いてくるのです。
③有料版について
今まで説明してきたように、
無料版はどちらかというと「ルート探し」「ルートの記録」に適しています。
有料版にすると主に「ナビゲーション」「ルートの作成と共有」が可能になります。
有料版では主に、
- 音声ナビゲーション
- ルートプランナー(サイクリングルートを自分で作る)
- Live Log機能(リアルタイムでサイクリング内容を共有)
が可能となります。
プランはいくつかありますが、およそ月1000円でこれらの機能が使用できるようになります。
また、真剣に購入を考えている場合でも迷っている場合でも、7日間無料トライアルがあるので一度全ての機能を使ってみてはどうでしょうか。
以上、「Ride with GPS」のオススメ機能を紹介しました。
私もまだまだ使ったことのないアプリばかりですが、このアプリは極めて使い易いアプリなのではないかと思っています。
旅のお供にぜひ。
このアプリに大変お世話になったアワイチ(淡路島一周サイクリング)の経験と注意点などを記した記事もありますのでぜひご覧ください。
アワイチ~淡路島一周~の注意点と感想まとめ
こんにちは。
さて、これまで7回にわたって自転車での淡路島一周(通称アワイチ)の過程を記してきましたが、今回はアワイチを終えてみた感想と、読んでくださる方がもしアワイチをする時に少しでも参考になることをお伝えしようと思います。
①アワイチの日程の組み方について
まずアワイチの日程の組み方についてです。
アワイチは総走行距離150kmのコースが基本です。また、それに加えて淡路島一周の定義からは外れますがいくつかのショートカットコースが存在しています。
ここでは、私が実際に走ってきた150kmのフルコースについてお伝えします。そのほかのコースの概略はこちら(淡路島サイクリングマップ)。
アワイチの日程を組むのに考慮すべき要素は
①アワイチ後の予定
②走行速度
③宿泊の有無
です。
a.アワイチ後の予定について
アワイチの日程を組むのに実は重要な要素として、アワイチ後の自身の予定があります。
アワイチは楽しさがある反面、かなりの肉体的疲労を残すアクティビティです。特に夏や冬、雨天といった過酷な気象条件の中行う可能性もあり、アワイチ後に体調を崩す可能性もゼロではありません。
学業もしくはお仕事がある方は、翌日を休日にすることは難しいと思いますが、なるべくアワイチの翌日に重要な案件がないことが望ましいです。
b.走行速度について
続いて走行速度についてです。
アワイチをサイクリング未経験者がチャレンジすることは珍しいと思いますが、未経験者の方が挑戦される可能性もゼロではありません。その場合は、ご自身の自転車での走行速度をあらかじめ把握してから臨むことをオススメします。
クロスバイクやロードバイクなどのスポーツ自転車を持っている方はそれを、持っていない方は普段乗っている自転車で、「疲労感を感じずに30分漕ぎ続けられる距離」を測ってみてください。
その距離を二倍したくらいの距離が、アワイチで実際に維持できる平均時速くらいではないかと思います。例えば、「8kmくらいなら30分で楽に漕げるぞ」、という方は実際のアワイチでも平均時速16kmくらいは出せるでしょう。
c.宿泊の有無について
脚力に自信のある方やサイクリング常連の方以外は一泊二日で行うことをオススメします。なぜなら、天候や自身の体調によって思わぬ足止めがあった場合でも、途中で断念して当日中に帰ってくるということが難しいからです。
島を一周するという特性上、50kmくらい走って断念したとしても、スタート地点に帰るには単純にもう一度50kmを何らかの手段で戻らなくてはなりません。
この手段がなかなかないので、結局もう50km自分で漕げるか、というと、そんな体力は残っていないはずです。
(私は実際、琵琶湖一周チャレンジで途中で断念して地獄を見たことがあります(泣))
淡路島は西半分と東半分がおおよそ同じくらいの距離になるので、スタート地点とほぼ反対側の地域で宿を予約しておくと良いと思います。
②アワイチに必要な荷物+クロスバイクかロードバイクか、の話
アワイチに持っていく荷物ですが、これは軽ければ軽いほど良い。
先に言っておきますと、私は性格的に「これも必要かなぁ」という不安から大きめのリュックサックがパンパンになるほどの荷物を持ってアワイチをしてしまいました。腰が悲鳴をあげました(笑)。
と言いつつも、化粧品の有無、着替えの好み、季節などによって必要なものの量は変わってくると思うので、最低限必要な荷物だけ挙げておきます。
- 水分…常に500mlペットボトル一本分くらいの水分が飲める状態にしておくと良いです。たとえ冬でも、自転車を長時間漕いでいるだけで水分は失われていきます。
- 自転車修理キット…ベテランの方は自身で持っていると思いますし、初心者の方もレンタサイクルのオプションでつけられたり始めから付属していたりするので、心配はないかと思います。
まったく修理キットというものに触れたことのない場合は、パンク修理のやり方だけでも覚えておくといざという時に役に立つと思います!(自転車のパンク修理のやりかた)
- 通信機器…スマホです。必要というか、なくてはならない理由が多すぎるので割愛します(笑)。バッテリーが切れないようにフル充電で臨みましょう。
絶対に必要なものはこのくらいです。
そして気になるポイント、クロスバイクかロードバイクか、の話です。
ロードバイクでアワイチしたことしかないので、クロスバイクと直接比べることはできません。しかし言えることは、状況によってどちらが最適かは違う、ということです。
初心者の方に向けて極めて単純に説明すると
・クロスバイク→乗車姿勢が楽(一般的な自転車に比較的近い)。しかしスピードは控えめ。
・ロードバイク→乗車姿勢がやや特殊(基本的に前傾した姿勢になる)。しかし速い。
となります。
そして大事なことは、150kmという長い道のりを、「より楽しく漕げそうな方」を選ぶことです。
そのため、ゆったり時間がある場合はスピードが出にくくとも姿勢が楽なクロスバイクの方が体への負担が減ってより楽しむことができるでしょう。
逆に、時間に制約のある場合や特殊な走行姿勢に慣れている方はロードバイクの方がより疾走感を楽しむことができるでしょう。
(ただ、個人的には坂道だとロードバイクの前傾姿勢の方が漕ぎやすく感じています。このように個人によって感覚も違うので、どちらも乗りこなせそう、という場合は結局のところ好きな方を選べば良いです。)
③アワイチの行程について
アワイチの行程に関して説明します。
序盤に記載した淡路島サイクリングマップが、標高の推移や距離を大変詳しく説明してくれているのでそれを参考に所要時間を計算します。
登り坂だと場所によっては自転車を押して歩くこともあり得ます。そこでは時速10kmほど遅くなってしまいますが、登れば登るほど下り坂のご褒美が待っています。
結局のところ登りの減速と下りの加速が打ち消しあって、所要時間は平坦な道だと仮定して計算するのとあまり変わらない印象でした。
一つ目の項目でお伝えした、自身の「走行速度」をもとにして、その日に進みたい距離がおよそ何時間かかるのかを計算しておきましょう。
私が実際に走った時は、平均速度およそ18kmで、休憩を含めると半周するのに6時間ほどかかりました。
手前味噌ですが、私のこれまで書いてきた記事もぜひ参考にしてください。
*注意事項
険しい登り坂が待ち受けるエリアについては「淡路島サイクリングマップ」を参照していただければと思いますが、それをお伝えした上でさらに念押ししたいことがあります。
それは、洲本市街を抜けて「うずしおクルーズ」で有名な福良港に向かうおよそ50kmの道のりの中で半分の25kmを占める『南淡路水仙ライン』が危険だということです。
このエリアは、レンタサイクルショップの店員さんや他のブロガーさんも口を揃えて忠告するポイント。過酷な山道が存在するのですが、それだけではない。
なんとこの区間、コンビニがひとつもなく、公衆トイレがたったの二つしかありません。そして、電波が圏外となることもあります。
アワイチを安全に楽しく終える上で最も重要なのが体調。しかしこのエリアは体調を崩す要因をいくつも兼ね備えています。
対策として、洲本市街で食料と水分を十分に確保し、お手洗いをすませておきましょう。電波が圏外となる場所については、体さえ動けば抜け出すことができますから。
④淡路島の魅力について
アワイチの途中で出会う数々の観光スポットについては、これも以前の記事に書いてきた通りです。
また気温に関しても、私の住む滋賀県と比べると数度低い印象で、空気もややカラッとしていて本当に気持ちの良いものでした。
「あわじ暮らし総合相談窓口」さんのサイトの説明では、平均気温15.5℃(1981年~2010年)で、夏は都会よりも数度気温が低く感じられるとされています。
7月下旬にチャレンジしたので、初めは熱中症が非常に心配でしたが、そんな真夏でも無事に終えることができました。もちろん、熱中症対策は必須中の必須ですが。
⑤アワイチは、おもろい。
アワイチは、まじでおもろい、です。
- 気候…夏は涼しく冬は暖かい。そして瀬戸内海に位置して湿度も比較的低い。雨の日も少ない。
- 景色…息を呑むほど美しい海を見ながらのサイクリングとなる。海だけでなく、特に夏場は海の反対側に緑に満ちた山々を望むこともできる。絶景のサンドイッチ。
- グルメ…沿岸部では(もちろん内陸部もだが)新鮮な魚をいただける。アワイチでは常に沿岸を走るため、新鮮なお魚がいつでも私を待っている。
- 島ということ…個人的には「島を一周する」ということが絶妙に励みになる。地図上で自分の位置をみればすぐにどのくらいの距離を進んだか、残りの距離はどのくらいかという情報がわかる。
そのため、「次はここまでがんばろう」という目標設定がしやすい。
という特徴から、アワイチは最高です!!!
淡路島を目で見て舌で味わって耳で聞いて肌で感じる。そんなことができるのはアワイチだけです。
ぜひ、この感動を味わってもらいたいと心から思います。
アワイチ⑦ 淡路島の絶景と温泉とグルメ
こんにちは。
ブログ開始からひたすら淡路島の魅力とアワイチの様子を記してきましたが、今回がアワイチの最後の局面になります。
と言っても、前回の記事で最後に紹介した「CRAFT CIRCUS」からゴール地点となるアクアイグニス淡路島まではほんの10kmです。淡路島最北部をぐるっと回る時は激しい向かい風に煽られてもう満身創痍でしたが、あっという間にゴールできました!!
アワイチしてみた感想はのちにして、まずはゴール地点周辺の観光地としての魅力をお伝えしたいと思います。↓こちらは淡路島西岸の観光スポットをまとめた前回の記事です。
さて、今回紹介したい観光スポットは2つあります。
今回お世話になったアワイチのスタート/ゴール地点「アクアイグニス淡路島」と、私のブログでは新登場となる、「淡路シェフガーデン」です!
私の中でこの二つは二大巨塔とも言える観光スポットであります。
・淡路シェフガーデン
こちらは今回のアワイチでは立ち寄らなかったものの、以前淡路島を観光で訪れた際に行った場所です。一言で表すなら、「選びきれないくらい種類の豊富なグルメを海の絶景を間近に見ながらいただく場所」です。
特徴的なのは、「玉ねぎオブジェ」と「ライトアップ」でしょうか。
玉ねぎオブジェは、中に人が入れるようになっており、落ち着いた空間になっているのに加えて夏は涼しく、また景色の集中できるスポットとなっています。
ライトアップに関しては、昼が食欲そそる香りと人の活気に溢れた様子である一方、夜は少し人もまばらになって(それでも大賑わいですが)、落ち着いた雰囲気で夜景と食事を楽しめるロマンチックなスポットに変わります。
①数々の種類豊富なグルメ(詳細は上のリンクからホームページに飛んで是非見てみてください!)
②昼と夜、二度楽しめるロマンチックな雰囲気
のおかげで何回行っても飽きない場所だと思いました!!
また、私が訪れた際はバイオリン奏者の方の生演奏があったので、そういった催し物を前もって調べていくのがオススメです!
・アクアイグニス淡路島
早くこのスポットを紹介したかった。
温泉・屋外の水着温泉・食事・レンタサイクル・エステ・土産販売とどれをとっても上質な雰囲気漂う施設が複合したできたてほやほや(2022年7月オープン)の観光スポット。
観光客がたくさんいらっしゃったので主に外観のお写真を。
今回私がアワイチ関係で利用したのは、レンタルサイクルショップ「CYCLISM AWAJI(シクリズム アワジ)」と温泉。レンタサイクルに関して触れてあるのはアワイチの出だしについて記した以下の記事です。
ということで温泉の方の感想を少し。
大人(中学生以上)1名で入浴料が平日900円、土日祝1100円となっており、一般的な銭湯とは大きく変わらないお値段。中に入ると、ゲートや脱衣所、室内風呂の様子は一般的な銭湯とあまり変わらない。
特筆すべきは露天風呂です。すぐ外が海際の歩道になっているということもあり垣があるので、お風呂に浸かりながら海の絶景を楽しむということはできません。しかし少し顔を出すとすぐ目の前に広大な海が広がっています。
なかなかの解放感でした。
お風呂から上がると休憩スペースがあり、そこでお客さんは各々クッションに腰をうずめてくつろいだりソフトクリームを食べたりドリンクを飲んだりして過ごしていました。ガラス張りとなっておりもちろんすぐ外に海が見えます。なんだかんだここの居心地が最高だったなぁ。
温泉以上の体験をしたい方は、水着温泉の方もぜひ!!上の写真のようにこちらはお湯につかりながら見事な海の絶景を楽しめます。夜はライトアップもしてまるでナイトプールのような幻想的な雰囲気になるのも魅力。
さてさて、長くなりましたが、温泉に浸かってソフトクリームをペロリと頂いたところで次回アワイチのまとめを記したいと思います。
アワイチ⑥ 淡路島を代表する観光スポット満載の西岸
この記事では、自転車で淡路島を一周するチャレンジ(通称:アワイチ)をする人の目線も交えつつ、淡路島西岸のおすすめ観光スポットを紹介しています!
(アワイチはしないよ...という方は下の目次まで飛ばしてくださいね)
「道の駅うずしお」で少しの贅沢を味わった後は、いよいよ淡路島の西岸をひたすら北上することになりますが、これ以降大きな登り坂はほとんどありません。その代わりに小さなアップダウンが頻繁にやってきます。
サイクリストによっては「疲れた脚に小さなアップダウンの連続がじわじわと追い討ちをかける」という声も多くあるこの西岸です。
私個人的には、ちょっとしたアップダウンがあった方が良いアクセントになって楽しめるのですが、アワイチはまた別でしたね。たしかにキツかった。
前回の記事で、アワイチ後半戦を漢字一文字で表すなら「耐」を選ぶと書きました。
この西岸は、ただひたすらに続く一本道を漕ぎ続ける耐久戦です。正直言います、景色を楽しむ余裕はなかった!!
なので、ひたすら続く一本道の中でアクセントになる、おすすめの観光orグルメスポットを紹介したいと思います!!!!(逃げた)
*アワイチを時計回りに回っている前提で、行程順に紹介していきます!
もくじ
①淡路サンセットライン
こちらは観光地というよりは、道です。
アワイチを時計回りに回っている場合、県道31号線のうち、慶野松原から始まり淡路島最北部の岩屋(われわれのスタート地点)に終わる長い道のりです。
その名の通り、夕刻には夕日が瀬戸内海の奥に沈んでいく様子が見られ、絶好の夕焼けが望める道となっています。あいにく夕刻までにアワイチを完走してしまったため直接撮影した写真はないのですが、
夕日 | 淡路島観光ガイド - 淡路島の観光や旅行、宿泊施設、温泉、グルメ、イベント情報がいっぱい!
のサイトに美しい夕焼けの写真が載っておりました。
これだけを見に来るのも十分な価値ではありますが、せっかくならサイクリングの時間を調節して、最後の一踏ん張りを美しい夕焼けに後押ししてもらうのも悪くないですよね。
②多賀の浜海水浴場
こちらは淡路島西岸のちょうど中程にある海水浴場です。岩屋(淡路島最北部の地域)からスタートされる方はこの辺りで残すところ約30kmとなり、後半戦も折り返しとなっているはずです。
半分を超えるまでは「とりあえず半分まで頑張ろう!!」と思えますよね。
ゴール目前となると「もう少しだ!あと一踏ん張りだ!!」と思えますよね。
半分を少し越えたところって、一番辛くないですか???
そんな精神状態のサイクリストの目の前に現れるオアシスが、この海水浴場。
天候と疲労が相まって、冷たい海水が本当に気持ちよかった!!!
シャワー設備、更衣室も整備され、屋根の下で食事ができる出店も立ち並んでおり、とても活気のある海水浴場だった印象です。
③GARB COSTA ORANGE(ガーブコスタオレンジ)
こちらは先ほどの多賀の浜海水浴場から2.5kmほど進んだ先にある、オーシャンビューが一望できるオシャレなカフェです。
ピザやパスタのセットメニューが豊富で、昼も夜も1000円台で絶景と美味しいお料理を堪能できちゃいます。メニューは以下のリンクを参照していただければと思います。
私はアワイチとは別で淡路島に観光に来た際に訪れたことがあり、その際は少し天候がよろしくなかったのですが、それでも屋内は満席&行列ズラリといった人気具合でした。
天候が芳しくないため屋外テラス席ならすぐに案内していただけたのでそちらに行きましたが、それでも大満足ですよ(ちなみに時期は3月)。
当時はピザランチセット(1700円)を選びました。ピザの内容は日替わりで、その日はどんなメニューが頂けるのか楽しみですね!
④幸せのパンケーキ淡路島
ここから先は、実際に訪れたことはないもののいつか必ず訪れたいと思う観光&グルメスポットとなります!
幸せのパンケーキ淡路島は、絶品のパンケーキとオシャレな外装&内装で特に若者に大人気のチェーン店の淡路島店舗。
GARB COSTA ORANGEから北に3kmほどのところにあります。観光スポット密集地ですね!!
観光で淡路島を訪れた時もアワイチでお店の前を通過した時も土日だったので恐ろしいほどの行列がありました。並ぶだけで行程が崩れてしまう...ので、休日に訪れる際はこのお店が観光のメインだという気持ちで行かなくてはなりません。
しかしこのお店、観光場所としても十分すぎるスポット。
お店の外にはInstagramなどで大変話題となっている写真スポットがあり、瀬戸内海の絶景を望んで白基調の美しい写真を撮影することができます。気分はモデル♪
ただしその写真スポットも行列ができているのでご注意を。
⑤のじまスコーラ
こちらの施設は幸せのパンケーキから10kmほど北にあります。アワイチも残すところ10数kmといったところです。
レストラン・カフェ・ショッピング・ベーカリー・動物園・BBQテラスと圧倒的コンテンツを誇る淡路島では比較的大型な商業施設です。建物自体が閉校となった小学校を改装したものであり、趣も感じられるという大サービス。
実際に訪れたことはありませんが、たくさんのお店が集まっているため、先に書いたレストランのように行列に並んでいる時間はないよ!という場合に立ち寄ってみるにはベストではないでしょうか!
アワイチも残すところ10kmほど、なので、ちょっとした買い物をしたとしても荷物に困らされることは少ないかもしれません。
⑥CRAFT CIRCUS
こちらもInstagramなどのSNSで話題の超オシャレスポット。
「海王市場」という新鮮なお造りや握りを堪能できるカジュアルレストランやハンバーガー・ピザなどをがっつり食べられるレストラン、その他淡路島産の食材やお土産品がたくさん並ぶショップやマーケットがあります。
Instagramで見かける映え写真を見ると、とてもアワイチ中の汗だくスポーツウェア姿では入りにくいような雰囲気ですが、実際に前を通ったりホームページを拝見したりする限りではそうでもない!!
次回淡路島を訪れる際には絶対行こうと思っているスポットの一つです。
ちなみに、アワイチは残り10km前後といったところで、終盤に立ち寄るにも最適のロケーションです!
以上、淡路島西岸にあるおすすめ観光スポットを紹介しました。
残念ながら実際に訪れたことのない場所は写真がありませんが、ぜひホームページに飛んで中身を一目みていただけたらと思います!
ひたすら耐える淡路島後半の一本道ですが、こうしたスポットを小さな目標&休憩スポットにして漕ぐことでより充実したアワイチとなるのではないでしょうか。
次回の記事ではいよいよアワイチの終わりについて記します。
観光情報もありますのでぜひ!
アワイチ⑤ 開始早々の坂道と「道の駅うずしお」
ペンションkimihouse(宿の様子については前回の記事をぜひ↓)で疲れを癒やし、
ついにアワイチ後半戦!!!
ここで初めに、アワイチ後半戦を漢字一文字で表しておきましょう。
「耐」です。
さて、二日目がスタートしますと早々に大きな坂道がやってきました。
ここは「うずしおクルーズ」の発着港として有名な福良港に向かう道で、アワイチマップを参照していただくと分かるように、およそ100mの標高差を駆け上ります。朝ご飯を食べた直後だというのに。オエッ。
歯を食いしばってなんとか登り切ったかと思えば、すぐにせっかく登った100mを一気に下ることになります。
下り坂はそれまでかいた汗が一気に乾くほどとてつもないスピード(制限速度は要遵守です)が出るので大変気持ちいいのですが、なんとも儚い。アワイチは人生そのものですか。
福良港を横目に通過してしばらくすると、またしても坂道がやってきます。鳴門大橋が近づくからです。ツーリングやサイクリングに慣れている方はお察しかもしれませんが、橋がある=付近に坂道がある、なんですよね。。あくまで経験則ですが。
我々も大方察しはついていたので心構えはしておりましたが、それでも開始早々に登った坂道の影響が脚にきていた、、。なかなか辛かったです。
二度目の登りを乗り越えて着いたのは、道の駅うずしお。
コチラ、名物の「淡路島バーガー」やお土産屋さんの「ショップうずのくに」など淡路島の魅力が味わえる上に鳴門大橋や瀬戸内海が一面に見下ろせる絶景もあるという超ヘビー級の道の駅です。詳細はこちら↓
まだお昼ご飯には早かったので、ショップうずのくにで淡路島のむヨーグルトを一気飲み。
クゥゥゥたまらん。濃厚なのにスッキリした後味でスポーツ中の体に染み渡りました。
販売元のサイトを拝見した限りだと、意外とどこの量販店にでも売っているわけではなさそうなので、見つけた際はぜひご賞味を!
のむヨーグルトと絶景、ちょっとした贅沢を燃料に、まだまだ続く後半戦に向かいます。
ここからが本当の「耐」です。
では次回、、、。
アワイチ④ 淡路島の落ち着いた穴場ペンション
こんにちは。
初投稿から続くアワイチ録の続編です。心躍らせてスタートしたこのサイクリングも、折り返しまで来ました。
あっという間に半分のところまで来てしまって寂しいかって?いいえ、休憩したくて仕方がなかったので寂しくもなんともありませんでしたね(笑)。
ビワイチは1日で200km漕いだんですけどね、、、アワイチ半周の75kmでこれほど疲れてしまったのは不覚です。ビワイチは2月にチャレンジしましたが今回は7月末ということで、気候条件の違いが大きく影響したのでしょう。
以前から紹介していますが今回宿泊させていただいたのはペンションkimihouseというお宿で、アワイチ客も頻繁に宿泊するということで、汗だくでむさ苦しい私たちのことも大歓迎してくださいました。
詳細はリンク先でご覧いただければと思いますが、私達が利用したのは素泊まり5500円のプラン。他に朝食付き7150円、夕朝食付8800円〜のプランや、BBQ付きのプランもあり選択肢が豊富です。
アワイチ中は食事内容を自分でコントロールしたい、という方は自身で夕朝食を調達して食べるもよし、家族連れの旅行客の方などは夕朝食とBBQを付けてペンションでくつろぐのもよし、でしょう。
食事については淡路牛すき焼き、鯛麺、鱧プランなど様々で、アワイチの途中でなければたらふく頂きたかったなぁという食欲そそるメニューばかりでした。
所在地としてはほぼアワイチの中間地点ですね。
少し進んだ先、「うずしおクルーズ」で有名な福良港周辺はお店やコンビニも多く利便性は良いのでしょうが、あえて市街地を避けてこのペンションに宿泊したのは大正解だったと思います。人柄の良い宿のご主人とお話できて、人との出会いも旅の醍醐味だということを痛感しました。
↓うずしおクルーズの情報はコチラ
さてお宿でぐっすり寝て、翌日は朝9時の出発となります。
出発して早々に上り坂の洗礼を受けることになります。アワイチ後半戦もこの旅の魅力をたくさんお伝えできればと思います!
それでは次回。。。
アワイチ③ 淡路島の険しすぎる坂道の話。
前回は洲本市街でとても美味しいお刺身の定食を頂いて良い気分になったところまで書きました。
ここまでならただの淡路島観光です。Meは何しに淡路島ヘ、と振り返ります。
そうです、アワイチです。自転車を漕いで淡路島を一周するのです。ここまではあまりの順調さにその言葉の重さを甘く見ていました。
今回は南あわじ市にあるペンション、「ペンションkimihouse」に一泊する予定でしたので、そこまで残りおよそ45km、前にも記しましたがほとんどコンビニもトイレもない(時にスマホが圏外に)地域を延々と進みます。
地名でいうと由良~南淡路水仙ラインになるでしょうか。
先に断っておきます。本当にきつかった!!きつすぎたので、ロクに写真を撮っていません。のちにこうしてブログに書くことになるなんて知っていれば撮ったかもしれないけどなあ。
↑まともに撮ったキレイな写真はこのくらいでしょうか。
脚注にも書いてますが、サイクリングにおいて「斜度」は重要な指標です。レンタサイクルのお店で500円でつけたサイクルコンピューター(今回利用したレンタサイクルについて書いた記事はこちら↓)には斜度計測機能もついておりました。
サイクリストたちは、この斜度の増減をみてシフトチェンジを行い、ペダルを軽くしたり重くしたりして最も自分の脚力・体力に合った力でペダルを漕げるようにするのです。奥が深いですよ。
由良~南淡路水仙ラインにかけて特に険しい坂道が2ヶ所あります。どちらも斜度8~10%の坂が数km単位にわたって立ちはだかる難所でした。
公式のアワイチサイクリングマップによると、由良の坂は特に標高差およそ150mを駆け上る激坂で、アワイチ全体で獲得標高1144mとのことです。
全長200kmのビワイチで獲得標高1043mという情報がありますから、全長150kmのアワイチでこの数値はなかなかにヤバいことは伝わるかと思います。
時に自転車を押したり、仲間と励まし合いながら必死でペダルを漕いだのは思い出したくもないほど過酷でしたが充実した時間でしたなぁ。
さて、3時間~3時間半ほど必死に漕いで、思いの外早く午後4時過ぎにお宿に到着しました。
1日目の成果です↓
当時の疲労感を振り返るとなんだか今でも疲れてきます(笑)。
お宿での過ごし方についてはまた次回ということで...